ブログ「お寺の四季」

2025 9月のお寺

お彼岸に入りやっと朝晩涼しくなりました。

【ヒガンバナ】

ひっそりと龍神様のうしろで咲いています。葉は花が終わってから出てきます。

別名「曼珠沙華」はサンスクリット語のmanjusakaから。「天上に咲く赤い花」の意味があります。

球根に毒があるためモグラ除けとして畦道や墓地に植えられたと言われています。

【タマスダレ】

参道を彩っています。石畳と土塀によく似合います。

ヒガンバナ科でヒガンバナと同じ毒リコリンを含みます。

よく呼ばれているナツズイセンは全く別のものです。

【アオイロフジバカマ】

鐘撞堂の西に線香花火のような花が咲いています。

キク科の多年草です。

【アレチヌスビトハギ】

池の茂みの中、サルスベリの根元で咲いている多年草です。

荒地盗人萩と書きます。   可愛い花が咲くのに可哀想な名前です。

三角形の実はひっつきむしとして嫌がられますが、濡れティッシュで簡単に取れます。

(C) 2017 日蓮宗 祐光山 妙經寺